イルカ

よしもとばなな(文春文庫)
私の人生に間違いなく影響を与えた一冊。

初めて読んだのは10年前。
この本を薦めてくれたのは、当時お茶友達?だった夫。
そしてこのお正月、夫の実家でこの本に再会しました。

話の中心を流れているのは、主人公の思わぬ妊娠。

その周りには好きな人や好きな人の好きな人がいて、新しい命のすぐ隣に死があって、不安も安心も不変も変化もある。

改めて、いま、出逢えてよかったです。

相手が自分を好きで好きでしかたない場合でなかったら(もちろんそれは、やりたくてやりたくて仕方ないとは微妙に違うので、女だったらそこを見極めなくてはならない)、どんなに気に入ってる人でも寝てはいけないと思う。自分の体が気の毒だ。


▼a piece of cake 4u△

ひと切れのケーキの力を信じて。 from広島